狸小路 空き地
イベント発案者の思い
昨年2023年、そして今年2024年東京で開催された民主主義ユースフェスティバルを北海道でも開きたい!
そんな思いから、民主主義ユースフェスティバル2024札幌実行委員会が発足しました。
政治や社会問題を身近に感じ、民主主義を地方から育てていくためのフェスティバルにしたいと考えているので、趣旨にご賛同いただける方はご支援よろしくお願いいたします!
誰もが気軽に参加できるフェスティバルにすべく、参加料なしでの開催を予定しています。
https://readyfor.jp/projects/youthfestivalsapporo
▼プロジェクトのきっかけ
会場に入った瞬間、心臓がドキドキしました。どんな人でも政治家と自由に政治について、社会問題について、民主主義について議論できるお祭り。下北沢で2023年3月に開催された民主主義ユースフェスティバルはそんなお祭りでした。
実際に政治家と会い、日頃疑問に思っていたことをフラットに聞ける。様々な社会問題について運動を起こしている団体の人の話を聞ける。考え方や主張の違う人、普段だったら話をしないような人と近くのベンチに座ってドリンクを飲みながらお話ができる。音楽がある。
普段は語りにくい話題についてあちこちで議論が生まれ、それを楽しむ雰囲気に溢れている民主主義ユースフェスティバルに参加し、私はこのお祭りをどうしても自分の住む北海道で開きたいと思うようになったのです。
▼自己紹介
私は現在、高校三年生の角谷樹環と申します。
中学生の頃に気候変動に危機感を抱き、以下で紹介するFridays For Future Sapporoという運動に入りました。
以来、気候変動を初めとする様々な社会問題や政治について、中学校や高校で友達と話したりする機会がありましたが、そんな時何度か言われた言葉があったのです。「意識が高いね」、「そういうのよくわかんないし、あんまり興味がないんだよね」という言葉です。
また、授業中において先生方が政治について言及することはありましたが、「あんまり言うと怒られてしまうから」と深く話すことを避けるという経験も日常的に存在しています。
私はそんな日常を生きるうちに、自分たちの生活や未来に関係していることを話すことを避ける(日々の生活で手一杯だという理由ではなく、興味がないと言う理由で)社会に疑問と不安感を持つようになりました。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
私たちの身の回りには政治について語りにくい風潮があります。そして、政治に関心を持たない人が多くいます。実際に、2022年の参議院選挙の北海道の投票率は53.7%と決して高い数値とは言えませんでした。
その原因の一つには、政治を遠く感じる社会の現状があると思います。
だからこそ、政治について語ることを避ける風潮を変え、誰もが自分の住んでいる場所や自分の生活に影響する問題について気軽に話すことのできる場所、民主主義ユースフェスティバルのような場所が必要です。
民主主義ユースフェスティバル2024札幌実行委員会は、民主主義ユースフェスティバルを札幌でも開くことを目指す有志で作られました。
メンバーは北海道に住んでいたり、そうではなかったりと様々です。
また、Fridays For Future Sapporoという北海道で気候危機への具体的な解決策の実行を求める運動のオーガナイザーや日本若者協議会のメンバーであるなど、多彩なバックグラウンドを持っています。
民主主義ユースフェスティバルを北海道で行うことには大きな意味があります。
地方から多くの人が首都圏に流れ、過疎化が進む中、地方での民主主義はどうなっているでしょうか。
自分が生まれ育った場所を出ていく人が多いところで、その場所について考えようと思ってもなかなか希望は持てず、地方行政や地方の抱える課題にも関心が持てないことが日常である地域。
そんな日常でもう一度、自分たちの住む場所と未来について真剣に考えようと言える場所が地域には必要です。東京に加えて、それぞれの地域で生まれる民主主義が今、必要です。
私は自分の住む人口が約2万人という小さな町のある、北海道が大好きです。
広大な大地と四季折々の素晴らしい自然が身近に感じられる北海道は私にとって最も大事な場所です。だからこそ、自分が住んでいる地域で、自分と地域の未来を考え、地域の問題や政治について気軽に話せる場所がある北海道で創っていきたいと思っています。
まずは札幌から、そして近いうちに自分の生まれた町で!
▼プロジェクトの開催概要
2024年10月20日(日)に、札幌駅にある狸小路5丁目空き地で開催します。
無事に開催できるよう、ご支援をお願いいたします!
https://readyfor.jp/projects/youthfestivalsapporo